ひとくちに社会保険労務士の通信講座といっても、その内容や特徴はさまざまです。
ここでは受講者のタイプごとに、おすすめの社会保険労務士の通信講座をご紹介していきます。
目次
初めて受験する方向けの社会保険労務士の通信講座
初めて社会保険労務士の受験をするのであれば、さまざまな法律用語や法律学上の概念、また、社会保険労務士試験特有の細かい数値など、膨大な知識をいかに効率良く理解し、暗記していくが最初の課題です。
社会保険労務士の試験は、ほぼ知識の有無を問われる暗記型試験なので、正答を導くための知識を記憶していなければ、どんなに頭の良い人でも正答することができないからです。
勉強を始めてみればすぐに分かると思いますが、社会保険労務士試験の試験範囲に含まれる知識は膨大です。
初めて社会保険労務士試験を受験される方がはまりやすいパターンとして、
「分厚いテキストを頭からやみくもに暗記していって、結局テスト直前まで全ての範囲をこなせなかった」
というものがあります。
残念ながら、社会保険労務士試験の試験範囲全てを、力業で暗記していくことは普通の人にはほぼ不可能です。
したがって、初めて受験される方ほど、試験に出やすい箇所に思い切って勉強範囲を絞る決断が必要です。
その意味で、初学者におすすめできる社会保険労務士の通信講座は、
・テキストは薄めで、初めての社労士試験挑戦でも最後まで勉強しきれる量である
・講義やテキストでは理解しきれなかった部分を質問できるサポート体制が整っている
というポイントを満たしているものになります。
当サイトでも人気がある、フォーサイトの社会保険労務士の通信講座はこの条件を満たした上で、コストパフォーマンスにも優れているためおすすめです。
大手のように、「上級コース」や「強化パック」などのメニューはありませんが、そのようなコースは初めて社会保険労務士を受験する方にはこなしきれない量であることがほとんどです。
フォーサイトの社会保険労務士の通信講座は、基本となるコースのみの開講ですが初学者を意識した必要十分な勉強量にまとめられており、実際6カ月程度の短期合格者も多く輩出しています。
また、合格に必要な範囲に絞り込んでいるという点ではクレアールの社会保険労務士通信講座も初学者におすすめです。
フォーサイトよりは多少価格は上ですが、大手の講座と比べればリーズナブルですし、社会保険労務士受験界では有名な実績なある講師が揃っており、その独自の短期合格戦略にも定評があります。
また、カリキュラムのバリエーションもなかなか豊富なので、ある程度のカスタマイズも可能です。
受験経験者向けの社会保険労務士の通信講座
2回目以降の受験であれば、社会保険労務士試験の試験範囲の知識を一通り確認はできているでしょう。
したがって、もう一度頭から前年同様の勉強を繰り返すのではなく、試験結果をよく分析し、足りない部分や苦手な部分を特に強化した学習戦略を立てて勉強することが大切です。
そのような場合やはり頼りになるのはさまざまなコースやカリキュラムが揃った大手の資格スクールです。
当サイトでは大手の資格スクールの中でもTACの人気が高くなっています。
理由としては大手資格スクールの中でも法律系の資格で特に実績をあげていることに加え、学校の数自体も多く自習室などの利用がしやすいこと、大手の中でも特にコース設定が多彩であるが挙げられます。
コストパフォーマンスにこだわる方向けの社会保険労務士の通信講座
独学じゃ不安、でもなるべく費用をかけずに勉強したい、という方であればやはり講座の価格も重要な比較ポイントになるでしょう。
この際に大切なことは、単純な見かけの価格の比較ではなく、割引制度やキャンペーンなどを考慮して実際の総費用で比較をすることです。
実は社会保険労務士の通信講座は申し込み時期によって価格は結構異なります。
早割制度や、逆に直前期の申し込みで割引が受けられることもありますし、同じ資格スクールで再挑戦する場合は「再受講割引」をしているところもあります。
そんな中、割引額も大きくお得なのがL・A (エル・エー)の合格祝賀返金制度です。
これはL・A (エル・エー)の社会保険労務士通信講座を受講した方が試験に合格した場合に、受講料の半額が返金される制度です。
「合格したら」という条件付ではありますが、モチベーションも上がるユニークな割引制度ですね。
また、L・A (エル・エー)の社会保険労務士通信講座の元の価格自体も、テキストに定評のある市販のものを使うなどの工夫でコストパフォーマンスが良いものとなっています。
社会保険労務士の通信講座のタイプ別におすすめ!まとめ
通信講座専門の資格スクールから、いたれりつくせりの大手の資格スクールまで、受験者数が多い社会保険労務士の通信講座は、さまざまな資格の講座の中でも特に多くの選択肢があるといえます。
どのような通信講座が自分を最短で合格に導いてくれるのか、しっかりと情報収集して短期合格を勝ち取ってくださいね