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行政書士と社労士、どっちが稼げる?年収・将来性・安定性を徹底比較

行政書士と社労士、どっちが稼げる?年収・将来性・安定性を徹底比較 行政書士

行政書士と社労士、どっちが稼げるのかを考えると、まず気になるのは年収比較や平均年収かもしれません。

でも実際は、収入の伸び方が違います。

仕事内容の違いで単価も変わるし、勤務か独立開業かで難易度も景色もガラッと変わります。

就職や求人の強さ、合格率や勉強時間・学習時間、受験資格のハードルまで含めると、答えは一枚岩じゃないんですよね。

資格インデックス管理人のODAとしては、将来性やAIの影響も含めて、いまのうちに稼ぐ形を設計しておくのがいちばん大事かなと思っています。

最後にダブルライセンスの考え方までまとめるので、迷いを一気に整理していきましょう。

記事のポイント

  • 年収の数字の見方と比較のコツ
  • 単価と収益モデルの違い
  • 勤務と独立で変わる稼ぎ方
  • 難易度と将来性からの選び方

【参考】代表的な社労士通信講座

  • フォーサイト::初心者向け。わかりやすい教材と手頃な価格で、コストパフォーマンスが高い講座。
  • スタディング:スキマ時間を活用して、効率よく学びたい方に最適。低価格が魅力。
  • アガルート:オンラインサポートが充実。講師によるサポートが欲しい方におすすめ。

 

※社労士通信講座については以下の記事も参考にしてみてください。

      1. 【参考】代表的な社労士通信講座
      2. 【参考】代表的な行政書士通信講座
  1. 行政書士と社労士、どっちが稼げる判断軸
    1. 年収比較と平均年収
      1. 平均年収はスタート地点
      2. 見るべきは働き方別のレンジ
    2. 仕事内容の違いと単価
      1. 行政書士は高単価スポットが武器
      2. 社労士は顧問+スポットの二階建て
    3. 勤務と独立開業の年収
      1. 勤務で稼ぐなら職域がすべて
      2. 独立は収入の上限より資金繰り
    4. 社労士は顧問料で安定
      1. 顧問は「継続課金」だけど信頼が前提
      2. 顧問の積み上げシミュレーション
      3. 安定を作る運用のコツ
    5. 行政書士が稼げない理由
      1. 低単価領域に吸い込まれる
      2. 継続化が弱いとメンタルが削られる
      3. 現実的な一歩
  2. 行政書士と社労士、どっちが稼げる~戦略編
    1. 合格率と難易度の差
      1. 社労士は足切りがメンタルに効く
      2. 行政書士は得点源を作りやすい反面、油断も危険
      3. 難易度の差をどう戦略に落とすか
    2. 学習時間と受験資格
      1. 受験資格の差が計画を変える
      2. 時間の捻出は「削る」より「固定する」
      3. 合格後の回収まで含めて考える
    3. 就職・求人はどっち有利
      1. 社労士は「業務の中心」に入りやすい
      2. 行政書士は「法務・許認可の武器」として効く
      3. 求人比較で見落としがちなポイント
    4. 将来性とAIで変わる収益
      1. 行政書士は「難度×事情の複雑さ」に寄せる
      2. 社労士は「手続きからコンサル」へ
      3. 稼げる人がやっている「価値の出し方」
    5. 行政書士と社労士、どっちが稼げる結論
      1. タイプ別のおすすめ整理
      2. 私が推すのはダブルライセンス
      3. 最終的な注意点

行政書士と社労士、どっちが稼げる判断軸

行政書士と社労士、どっちが稼げる判断軸

ここでは「稼げる」を年収だけで決めないために、数字の読み方、仕事内容と単価、勤務と独立の差、そして収益モデル(フロー型・ストック型)までまとめて整理します。

年収比較と平均年収

年収比較と平均年収

年収比較で最初にハマりやすいのが、平均年収をそのまま信じてしまうことです。

士業は上振れが大きいので、平均値はどうしても引っ張られます。

しかも「行政書士」「社労士」とひと口に言っても、勤務なのか独立なのか、どの分野を扱っているのか、顧客が個人中心か法人中心かで、数字の意味がまるで変わります。

平均年収はスタート地点

平均年収は、ざっくり全体像をつかむには便利です。

ただ、あなたが知りたいのは「自分がその資格を取ったときに、どんなルートで、どれくらいの確率で、どの水準に行けるか」だと思うんですよね。

なので私は、平均の数字はあくまでスタート地点として扱うのがおすすめです。

見るべきは働き方別のレンジ

行政書士も社労士も、勤務と独立で収入レンジが変わります。

独立は上振れがある一方で、立ち上がりの厳しさやブレもあります。

勤務は安定しやすい反面、上限は組織の給与テーブルに影響されます。

ここを混ぜて「どっちが高い」と言い切ると、だいたいズレます。

比較ポイント 行政書士 社労士
全体の年収感 500〜600万円前後が目安 500〜800万円前後が目安
独立の上振れ スポットで伸びやすい 顧問が積み上がると強い
ブレの大きさ 案件数で変動しやすい 顧問数が固まると安定

さらに注意したいのが、統計の「職業分類」です。

公的データは、必ずしも資格名そのものだけで集計されていないことがあります。

似た職種が同じカテゴリに含まれるケースもあるので、数字の読み方は慎重にいきましょう。

年収や賃金のデータは、調査年度・集計分類・地域・サンプル数で変動します。最終判断に使うときは、必ず一次情報も確認してください。たとえば厚生労働省の職業情報提供サイトでは賃金(年収)などの指標が掲載されています(出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「行政書士」)。

最後に大事なことをひとつ。

どの統計も「平均的な姿」を切り取っているだけで、あなたの結果を保証するものではありません。

とはいえ、平均年収の背景にある構造(上振れが起きる理由、下振れする理由)を押さえるだけで、資格選びの精度はかなり上がりますよ。

仕事内容の違いと単価

仕事内容の違いと単価

仕事内容の違いは、そのまま単価の違いにつながります。

行政書士は許認可や官公署提出書類の作成が中心で、案件は単発のプロジェクト型になりやすいです。

社労士は労働・社会保険の手続きや労務相談が軸で、企業との関係が続くぶん継続(顧問)に寄りやすい。

この構造を理解すると、「どっちが稼げるか」が時間軸で変わる理由がスッと入ってきます。

行政書士は高単価スポットが武器

行政書士の強みは、スポットでも高単価を作りやすいことです。

建設業許可、入管(ビザ)、風俗営業などは、1件ごとの報酬がまとまって入りやすい。

案件が決まった月のキャッシュフローは強いので、開業初期でも営業が刺されば一気に伸びる可能性があります。

社労士は顧問+スポットの二階建て

社労士は、顧問料がベースになりやすいのが特徴です。

手続き代行や労務相談で毎月の売上が積み上がり、そこに助成金、就業規則、人事制度といったスポットが乗る「二階建て」になりやすい。

地味に見えるかもですが、この形ができると経営はかなり安定します。

観点 行政書士 社労士
主な顧客 個人・法人(許認可、相続など) 法人中心(労務・社保・相談)
売上の作り方 単価×新規受注件数 顧問単価×契約社数+スポット
強み 短期の爆発力 長期の安定力
弱み 継続化しないと不安定 立ち上がりが遅い

単価を上げるコツ
私は「専門特化」「入口商品」「継続化」の3点セットが効くと思っています。専門特化で価格競争を避け、入口商品で集客し、継続化で売上のブレを抑える。行政書士なら入管や建設の継続案件化、社労士なら顧問+助成金提案のパッケージ化が典型例ですね。

ちなみに、単価を上げるのは「高い値付けをする」だけじゃないです。

業務の前後にある相談、判断、リスク説明、代替案の提示みたいな付加価値がセットになると、同じ作業でも報酬の納得感が上がります。

ここが、AI時代にますます重要になっていくポイントかなと思います。

勤務と独立開業の年収

勤務と独立開業の年収

勤務と独立開業で、稼ぎ方の設計が別物になります。

勤務は毎月の給与が安定しやすい一方、上限は会社の給与テーブルに左右されます。

独立開業は、良くも悪くも青天井ですが、売上がゼロの月が現実に起きうる世界です。

だからこそ、比較するなら「年収の高さ」だけじゃなく、リスクの種類再現性で見るのが大事です。

勤務で稼ぐなら職域がすべて

行政書士は企業法務・管理部門で評価されやすいケースがあり、社労士は人事・労務・社保の実務と相性が良い。

ここまではよく聞く話ですが、実は同じ会社でも「どの職域を任されるか」で差が出ます。

法務寄りの仕事で契約書レビューやコンプラを担うのか、総務の一部として資格手当だけ付くのかで、成長曲線が違います。

社労士も同じで、給与計算や社保手続きの担当に留まるのか、労務相談・制度設計・人事企画に踏み込めるのかで価値が変わります。

私は、勤務で収入を伸ばすなら「資格を持っている」より、資格を使って役割を取りにいくほうが重要だと思っています。

独立は収入の上限より資金繰り

独立開業で大事なのは、年収の上限よりも資金繰りです。

行政書士はスポットで売上を作りやすい分、翌月の見通しが立ちにくい。

社労士は顧問が育つまでがしんどいけど、育つと一気に安定する。

つまり、行政書士は「受注の波」、社労士は「立ち上がりの谷」が課題になりやすいです。

項目 勤務 独立開業
安定性 高い(固定給) 低い〜中(仕組み次第)
上限 組織のレンジに依存 営業・専門性で青天井
必要スキル 実務+社内調整 実務+営業+経営
失敗パターン 職域が狭いまま停滞 集客不足・価格競争で疲弊

年収の見通しは、地域、得意分野、顧客層、景気で変わります。とくに独立は固定費(事務所、ツール、外注費)をどう設計するかで難易度が変わるので、開業前に収支シミュレーションを作っておくのがおすすめです。

最後にひとつ。

勤務と独立は「どっちが上」じゃなくて、相性です。

安定を取りつつ副業的に経験を積み、良いタイミングで独立するルートもあります。

あなたの生活コストや家族状況も含めて、現実的な設計に落とすのが勝ち筋かなと思います。

社労士は顧問料で安定

社労士は顧問料で安定

社労士が「安定しやすい」と言われる理由は、顧問料というストックが作れるからです。

ここは本当に強くて、売上の形が「積み上げ」になります。

月額2〜3万円の顧問が積み上がると、売上のベースが固まります。

たとえば月3万円×20社で月60万円。

年にすると720万円が、まずベースとして見えます。

ここに助成金の成功報酬、就業規則、制度設計などが乗ると、年収の天井が上がりやすいです。

顧問は「継続課金」だけど信頼が前提

顧問契約って、言ってみれば継続課金です。

ただし「サブスク」みたいに放置できるわけじゃなくて、信頼が前提です。

日々の労務相談、法改正の影響整理、トラブル予防の提案など、クライアントが「いてくれて助かる」と思える状態を保ち続ける必要があります。

顧問の積み上げシミュレーション

顧問単価 契約社数 月額売上 年額売上
3万円 10社 30万円 360万円
3万円 20社 60万円 720万円
5万円 20社 100万円 1,200万円

この表を見ると、社労士が長期で強いと言われる理由が分かりやすいと思います。

ただし、ここで勘違いしやすいのが「20社取れば勝ち」みたいな話。

実際は、業務量が増えるほど品質管理が大変になります。

なので、私は「顧問数を増やす」と同時に「業務を仕組み化する」セットで考えるのが大事かなと思います。

注意
顧問は「取って終わり」ではなく、信頼維持が必要です。契約数を増やすほど対応品質や体制づくりが重要になります。無理に抱え込みすぎると、返信遅れやミスが出て、逆に解約リスクが上がります。

安定を作る運用のコツ

私がよく見る成功パターンは、顧問業務をテンプレ化しつつ、重要案件だけ人が深く入り、価値の高い提案に時間を使う形です。

たとえば、ルーティンの手続きはツールで効率化して、面談は「トラブル予防」「制度改善」「採用・定着」みたいなテーマに寄せる。

こうすると、同じ顧問でも単価の納得感が上がりやすいです。

もちろん、労務は法改正や運用の影響を受けますし、最終判断が必要な場面もあります。

迷うときは、必ず公式情報を確認し、必要に応じて専門家に相談するのが安全です。

行政書士が稼げない理由

行政書士が稼げない理由

行政書士が稼げないと言われる背景には、フロー型の弱点がそのまま出やすいことがあります。

つまり、案件が切れたら売上も切れます。

これは「腕が悪いから」ではなく、ビジネスモデルの性質です。

だから、行政書士で稼げない状態から抜けるには、努力の方向を「書類作成の速さ」だけに寄せず、案件が切れない仕組みに寄せるのがコツです。

低単価領域に吸い込まれる

入口が広いぶん、低単価競争に巻き込まれやすい領域もあります。

車庫証明や一部の定型業務は、比較サイトや相見積もりで価格勝負になりがちです。

価格勝負に入ると、件数を回さないと売上が伸びません。

件数を回すと疲れる。

疲れると品質が落ちる。

ここは負のループになりやすいです。

継続化が弱いとメンタルが削られる

行政書士はスポット中心になりやすいので、集客が止まると一気に不安になります。

来月の売上が読めない状態で、毎月広告や紹介を追いかけ続けるのは、正直しんどいです。

だから私は、行政書士で独立するなら、早い段階で「リピート」か「紹介」の導線を作るのが重要だと思っています。

状態 稼げない方向 稼げる方向
集客 価格勝負で疲弊 専門特化で指名獲得
単価 定型業務に偏る 難度・相談価値で上げる
安定性 単発のみで切れる 更新・顧問化・紹介で継続

稼げないを抜ける3つの打ち手
私は「高単価×専門特化」「リピート化」「紹介導線」のどれかを必ず作るべきだと思っています。建設業許可なら更新・決算変更でリピート、入管なら企業顧問化、相続なら他士業や不動産と連携して紹介導線を作る、みたいな感じです。

現実的な一歩

いきなり完璧にやろうとしなくてOKです。

まずは「この分野で戦う」を決めて、そこに必要な周辺知識(業界慣習、必要書類、スケジュール感、よくあるNG)を固める。

次に、相談の入口(無料相談、資料請求、セミナー)を作る。

そして、案件が終わったあとに次へつなげる導線(更新、追加手続き、顧問)を用意する。

この順番が一番現実的かなと思います。

報酬や手続きは案件ごとに事情が違います。

最終的な判断は、必ず公式情報の確認や専門家への相談をセットにしてください。

行政書士と社労士、どっちが稼げる~戦略編

行政書士と社労士、どっちが稼げる~戦略編

ここからは「稼ぐまでの投資(難易度・合格率・学習時間)」と「稼ぎ続ける設計(就職・将来性・AI)」を整理します。

最後に、私がかなり推している勝ち筋もまとめます。

合格率と難易度の差

合格率と難易度の差

難易度の話は、合格率だけで片付けるとズレます。

ただ、目安として行政書士が10%台前半、社労士が一桁台になりやすいのは、ひとつの現実です。

ここで大事なのは「どっちが難しいか」を決めたいわけじゃなくて、あなたが途中で折れにくい設計を作ることです。

社労士は足切りがメンタルに効く

社労士は科目数が多く、基準点(いわゆる足切り)もあります。

つまり、総合点が良くても「この科目が足りない」で落ちることがある。

ここがメンタル的にもキツいポイントです。

勉強が得意な人でも、戦略が噛み合わないと落ちるので、「満遍なく仕上げる」意識が重要になります。

行政書士は得点源を作りやすい反面、油断も危険

行政書士は受験資格がなく、挑戦しやすい分、受験者層が広いです。

得点源を作りやすい人は伸びやすい一方で、難化した年度に置いていかれる人もいます。

だから、過去問だけでなく、出題傾向の変化や法改正への対応も必要になります。

合格率の「数字の裏側」をもう少し深掘りしたいなら、社労士の合格率が低くなりやすい構造をまとめた記事も参考になります。

試験制度や合格基準は変更されることがあります。受験の最終判断は、必ず試験実施団体の公式情報で確認してください。

難易度の差をどう戦略に落とすか

私のおすすめはシンプルで、行政書士なら「短期で受かる設計」を優先、社労士なら「長期でも折れない設計」を優先です。

短期で受かる設計は、学習範囲の優先順位が明確で、毎日の勉強時間が確保できる形。

長期で折れない設計は、科目ごとの進捗が見える形と、復習の仕組みが回る形です。

勉強が続く人の共通点
毎日少しでも触れる、復習が自動で回る、模試や過去問で「現実」を早めに見て修正する。この3つが揃うと、合格率の数字に振り回されにくくなります。

学習時間と受験資格

学習時間と受験資格

勉強時間・学習時間の目安で言うと、行政書士が800〜1,000時間、社労士が1,000〜1,500時間くらいがひとつの相場感です。

もちろん前提知識や学習経験で上下します。

ここで大事なのは「合計時間」よりも、週あたりに何時間積めるかです。

平日1時間・休日5時間で週10時間なら、1,000時間は100週。

約2年です。

ここが現実ラインになります。

受験資格の差が計画を変える

行政書士は誰でも受験できますが、社労士は学歴・実務経験などの要件があります。

つまり「やる気が出たからすぐ受ける」ができない人もいます。

受験資格が必要な場合、まず要件を満たす確認が先です。

ここを見落として、勉強を始めてから「受けられない」になるのは、さすがにもったいないです。

時間の捻出は「削る」より「固定する」

勉強時間は気合いで増やすより、生活の中に固定枠を作るほうが強いです。

私は、平日は「朝30分+昼15分+夜30分」みたいに分割してでも固定するのが現実的だと思っています。

社労士は科目が多いので、細切れ学習と相性がいいです。

行政書士はまとまった演習時間も欲しいので、週末に過去問演習を入れるのが効きます。

勉強の組み立てをもう少し具体的に知りたいなら、勉強時間の実態をまとめた記事も参考になります。

合格後の回収まで含めて考える

資格は取って終わりじゃないです。

回収まで考えるなら、学習時間に加えて「実務で稼げる形になるまでの時間」も見たほうがいい。

行政書士はスポットで立ち上がりやすい一方、継続化までが課題。

社労士は顧問が積み上がるまでに時間がかかる一方、積み上がると強い。

だから、短期回収を狙うか、長期投資で資産化するか、あなたのライフプランと合わせるのが大事かなと思います。

注意
法改正や制度変更がある分野なので、学習計画は年度ごとに調整が必要です。受験や実務の判断は、必ず公式サイトや専門家への確認をセットにしてください。

就職・求人はどっち有利

就職・求人はどっち有利

就職・求人で見ると、社労士のほうが「企業の人事労務」と直結しやすいので、求人の選択肢が増える傾向があります。

労務・社保はどの会社にも必要な機能なので、ハマると強いです。

行政書士は法務・総務・コンプラ寄りで評価されやすい一方、資格名がそのまま求人タイトルに出るケースは社労士より少ないこともあります。

だからこそ、就職で有利を取りたいなら、資格をどう見せるかがカギになります。

社労士は「業務の中心」に入りやすい

社労士領域は、勤怠、残業、休職、解雇、ハラスメント、社保、給与計算など、会社のリスクと直結しています。

ここに強い人は、組織にとって手放しにくいです。

求人面でも、人事・労務の担当、社保手続き、労務コンサル、社労士事務所スタッフなど、入口が多い傾向があります。

行政書士は「法務・許認可の武器」として効く

行政書士は、企業内だと契約書・規程・許認可・コンプラ・総務などに効きます。

ただし、求人の多くは「法務担当」「総務担当」として募集されるので、行政書士という言葉で探すだけだと見逃しやすい。

転職サイトで探すなら「法務」「コンプライアンス」「許認可」「契約書」みたいなキーワードで見て、そこで行政書士資格を強みにするほうが現実的です。

観点 社労士が活きやすい職域 行政書士が活きやすい職域
企業内 人事・労務・社保・制度 法務・総務・許認可・コンプラ
事務所 社労士事務所・労務コンサル 行政書士事務所・許認可特化
将来の独立 顧問型で安定を作りやすい 特化で高単価を作りやすい

勤務で安定を取りたいなら
どっちの資格でも「配属される領域」を取りにいくのが大事です。資格はスタートラインで、ポジションは自分で作るものです。人事なら制度・労務相談、法務なら契約レビューや許認可対応まで踏み込めると強いです。

求人比較で見落としがちなポイント

求人を見るときは、年収レンジだけじゃなく、担当範囲と裁量を見てください。

担当範囲が狭いと、経験が積めずに伸びにくいです。

逆に、裁量がある職場なら、資格を使って仕組み化や提案ができて市場価値が上がります。

ここは、長期で稼ぐ戦略に直結します。

最後に注意点として、求人情報は景気や法改正で動きます。

最新の求人状況は各求人媒体や企業の公式情報で確認し、最終判断は慎重に進めてください。

将来性とAIで変わる収益

将来性とAIで変わる収益

将来性の話で避けて通れないのがAIです。

正直、定型の書類作成や手続きは、どんどん効率化されます。

これは行政書士にも社労士にも共通です。

ただ、私はここを悲観しすぎなくていいと思っています。

ポイントは、代行の価値が下がるなら、相談の価値を上げること。

AIが得意なのは整形・下書き・チェックの補助で、最終判断やリスク説明、クライアントの事情に合わせた提案は、人の領域が残りやすいです。

行政書士は「難度×事情の複雑さ」に寄せる

行政書士の業務である書類作成は、AIと相性がいい部分もあります。

だからこそ、生き残り戦略は「誰でもできる定型」から外れることです。

許認可でも要件判断が難しいもの、入管でも事情が複雑な案件、事実関係の整理が必要な案件に寄せる。

ここは、単価も上がりやすいです。

社労士は「手続きからコンサル」へ

社労士も、手続き代行や帳簿作成はツール化が進みます。

ただし、ここはピンチというより、むしろ武器になります。

作業が早くなるほど、同じ顧問でも「相談」「提案」に時間を使えるからです。

残業偏り、休職増、離職リスク、ハラスメント予防など、経営課題に近いテーマに踏み込めると、顧問の価値が上がります。

AI活用の安全運用
AIで資料作成や下書きを効率化するのはアリですが、個人情報や機微情報の取り扱い、最終判断の責任分界は要注意です。社内ルールや利用規約を確認し、必要に応じて専門家に相談しながら運用するのが安全です。

稼げる人がやっている「価値の出し方」

私が見ていて、AI時代でも稼げる人は共通して「説明がうまい」です。

何がリスクで、何が選択肢で、どの順番でやると安全かを、分かりやすく伝えられる。

これができると、価格ではなく信頼で選ばれやすい。

逆に、作業の速さだけで勝負すると、ツールに置き換えられやすいです。

注意
労務・許認可は法改正や運用変更の影響を受けます。実務に踏み込むときは、必ず最新の公式情報を確認し、必要に応じて専門家へ相談してください。

結局のところ、AIは「仕事を奪う」だけじゃなく「生産性を上げる」側面も大きいです。

あなたがどっちの資格を選ぶにせよ、代行屋に留まらず、相談と提案に寄せる意識があるほど、将来性は上がりやすいかなと思います。

行政書士と社労士、どっちが稼げる結論

行政書士と社労士、どっちが稼げる結論

結論として、短期で稼ぎやすい形になりやすいのは行政書士、長期で安定して強くなりやすいのは社労士、という整理がいちばんスッと入ると思います。

行政書士はスポットの高単価で早めに売上を作りやすい。

社労士は顧問が積み上がると安定し、スポットが上乗せされて天井が上がりやすい。

つまり「どっちが稼げるか」は、あなたが短期勝負長期勝負かで答えが変わります。

タイプ別のおすすめ整理

あなたの志向 向きやすい 理由
早く収益化したい 行政書士 スポットで売上を作りやすい
安定収入を積みたい 社労士 顧問料でベースが固まる
営業が得意 行政書士 新規受注の波に強い
関係構築が得意 社労士 長期伴走で解約を防げる

私が推すのはダブルライセンス

ただ、私がいちばん「収益性の頂点」を狙いやすいと感じるのは、ダブルライセンスです。

行政書士で入口(設立・許認可・入管)を作って、社労士で出口(顧問・労務・社保)を固める。

これができると、単発で終わりがちな関係を継続に変えられます。

紹介導線も作りやすくなって、LTV(顧客生涯価値)が伸びやすいです。

ダブルライセンスの相性や、どういう案件で噛み合うのかをもう少し具体的に見たいなら、こちらも参考になるはずです。

最後は、あなたの性格と戦い方

最後は、あなたの性格と戦い方
営業でスピード勝負なら行政書士、積み上げで安定を取りたいなら社労士。どちらでも、手続きだけに寄せずコンサル領域を取りにいくと、AI時代でも稼ぎやすくなります。

最終的な注意点

繰り返しになりますが、年収や報酬相場は目安で、個別事情で変わります。

最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。

不安がある場合や、法令判断・契約判断が絡む場合は、最終的な判断を専門家にご相談ください。

ここを丁寧にやるほど、あなたのキャリア選択の後悔は減るはずです。

管理人は宅地建物取引士・行政書士・社会保険労務士・中小企業診断士をはじめ10資格以上を保有し、10年にわたり社会保険労務士事務所として活動してきました。

現在は資格取得ノウハウや実務経験をもとにを執筆・監修し、受験生へ最新の学習法とキャリア情報を発信。

自身の体験をもとに“リアルで役立つ資格情報”をお届けします。

【資格取得歴】
2008年2月 簿記2級
2008年10月 販売士2級
2009年12月 宅建士
2010年11月 社会保険労務士
2011年1月 行政書士
2011年3月 FP2級
2011年12月 中小企業診断士
2012年7月 世界遺産検定1級
2013年4月 年金アドバイザー2級
2014年3月 特定社会保険労務士

【実務歴】
2012年10月中小企業診断士登録
2013年4月社会保険労務士開業
以後10年間社会保険労務士として活動し現在はWebサイト運営に専念

監修者

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選び方のポイント

社労士試験の概要

項目 内容
試験日 例年8月下旬/合格発表:例年10月初頭
試験時間 選択式:80分(例 10:30–11:50)/択一式:210分(例 13:20–16:50)
試験方式 選択式(空欄補充)+択一式(五肢択一)出題数:選択式8問(40点)、択一式70問(70点)
受験資格 大卒・短大・専門学校卒などの学歴要件/一定の実務経験(通算3年以上 等)/行政書士等の国家資格合格者 など
主な出題科目 労働基準法・労働安全衛生法/労災保険法+徴収法/雇用保険法+徴収法/労務管理等の一般常識/社会保険に関する一般常識/健康保険法/厚生年金保険法/国民年金法
合格率 2025年:5.5%(※直近10年の推移は後述の表に記載)
受験手数料 15,000円
申込期間 例年官報公示(4月中旬頃)~5月31日まで
試験地 全国19都道府県の指定会場
合格基準 総得点の基準点+科目ごとの基準点(いずれか未達で不合格)
試験公式サイト https://www.sharosi-siken.or.jp/

社労士試験直近10年の合格率
試験年度
受験人数
合格者数
合格率
2025
43,421
2,376
5.5%
2024
43,174
2,974
6.9%
2023
42,741
2,720
6.4%
2022
40,633
2,134
5.3%
2021
37,306
2,937
7.9%
2020
34,845
2,237
6.4%
2019
38,428
2,525
6.6%
2018
38,427
2,413
6.3%
2017
38,685
2,613
6.8%
2016
39,972
1,770
4.4%

行政書士試験概要

項目 内容
試験日 例年11月上旬/合格発表:翌年の1月下旬
試験時間 13:00〜16:00(3時間)
試験方式 筆記試験(五肢択一+多肢選択+記述)/合計60問・300点満点
受験資格 年齢・学歴・国籍などの制限なし(誰でも受験可)
主な出題科目 法令等:憲法/行政法(行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法・地方自治法・一般理論)/民法/商法/基礎法学|基礎知識:一般知識/行政書士法等関連諸法令/情報通信・個人情報保護/文章理解
合格率 2025年:14.54%(※直近10年の推移は後述の表に記載)
受験手数料 10,400円(インターネット申込み時は別途システム手数料370円)
申込期間 例年7月下旬〜8月下旬(官報公示後から約4〜5週間)
試験地 全国の指定会場(試験地・試験場一覧に基づく)
合格基準 〔総合〕180点以上/〔法令等〕122点以上/〔基礎知識〕24点以上(いずれも満たすこと)
実施機関 一般財団法人 行政書士試験研究センター

行政書士試験直近10年の合格率

試験年度 受験人数 合格者数 合格率
2025 50,163 7,292 14.54%
2024 47,785 6,165 12.90%
2023 46,991 6,571 13.98%
2022 47,850 5,802 12.13%
2021 47,870 5,353 11.18%
2020 41,681 4,470 10.72%
2019 39,821 4,571 11.48%
2018 39,105 4,968 12.70%
2017 40,449 6,360 15.72%
2016 41,053 4,084 9.95%
行政書士社労士
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