
現役の社会保険労務士が通信講座を比較しながらナビゲート
社会保険労務士試験は例年の受験者が3~4万人にもなる人気資格です。
そのため、多くの資格スクールが社労士受験の講座を用意していて、値段や内容も様々です。
このサイトでは、特に働きながら短期合格を目指す方に最適な、「通信講座」について各講座の特色や講座選びに参考になる情報を発信していきます。

ちなみに、管理人は現役の社会保険労務士でもあります。
管理人自身が実際に資料請求した上で内容を確認したうえで、自らの受験経験をふまえ、これならおすすめできると感じた通信講座を中心に、さまざま学習スタイルに合わせてナビゲートします。
その他にも管理人が実践してきてうまくいった勉強法や、開業する前に知っておきたい話など、みなさんの役に立つ情報満載でお送りします!
独学と通信講座の比較

社労士受験の最大の課題は「勉強時間の確保」です。しかし、特に働きながら合格を目指す場合にはまとまった時間を取ることは難しい方も多いはずです。
その限られた時間を最大限に有効活用し、最短距離での合格へと導いてくれるのが、「通信講座」です。
独学と比較した通信講座のメリットは以下のようなものです。
教材
【通信講座】
・テキストと動画講義がリンクしており、インプット学習の効率が高い
【独学】
・万人向けに網羅的な分厚いテキストになりがち
・動画講義がないのでインプット学習の効率が悪い
学習環境
【通信講座】
・各通信講座ともインターネットでのEラーニングや講義配信に力を入れており、いつでもどこでも本格的な学習が可能
・質問サポートを行っている講座であれば、学習中の疑問点もすぐ解消できる
【独学】
・学習中に分からない点があっても、自力で調べる必要があり、時間効率が悪い上に正確性にも不安が残る
費用
【通信講座】
・10万円以下~20万円以上までさまざま。自分に学習スタイルに合わせて選択可能
【独学】
・約3万円~4万円
今や、インターネット環境の充実や、スマホの普及で格安のオンライン専門通信講座が複数存在します。
独学は表面的な価格こそかかりませんが、わずか数万円程度の差額を惜しんで非効率な独学を選ぶ理由があるとは思えません。
【参考記事】
社会保険労務士通信講座の比較ポイント

社会保険労務士の通信講座のホームページを見ても、どこも似たようなことばかり書いてあって、見れば見るほど迷ってしまいます。
結果的に、ネームバリューや値段などのポイントのみで決めてしまいがちかもしれません。
しかしながら、多くの通信講座の中から自分に合ったものを選ぶためには、特によく確認するべきポイントがあります。
インプット教材の比較
通信講座におけるメイン教材は「テキスト」と「動画講義」です。
この時に大切なのが、テキスト単品、動画講義単品で教材のレベルを判断しないことです。
その理由は、テキストと講義の相乗効果で理解を進めていくという通信講座の性質上、実際にテキストを参照しながら動画講義を視聴してこそ本当の教材のレベルがわかるからです。
多くの通信講座では、サンプルテキストやサンプル講義を提供していますので、できるだけ実際に学習するときと同じ状況で教材との相性をジャッジすべきです。
独学と比較して圧倒的に効率的な学習ができる肝はまさにここにありますので、手を抜かずに自分の目と手を使ってチェックしてください。
アウトプット教材の比較
アウトプット教材には演習問題集や過去問題集が含まれます。
問題集で見るべきは、解答解説がしっかりと充実しているかどうかです。
テキストと講義でインプットした知識を、一番効率良く脳に定着させる方法が、アウトプットによる復習です。
問題の解答に対する解説だけでなく、関連知識の解説まで網羅してある「復習のための解答解説」になっている教材がベストでしょう。
サポート体制の比較
サポート体制には質問への対応、自習室の有無、教室講義オプションなどが含まれます。
当然、通信講座専門のスクールには自習室等や教室聴講制度などのサポートはありませんが、その分価格も安いです。
また、質問への対応については回数制限や質問の方法などで通信講座ごとに結構違いがあります。
本当に必要なものはなにかを見極め、取捨選択を行うべき部分と言えます。
価格の比較
最初の3つのポイントを踏まえたうえで、最後は価格が妥当かどうかです。
同じ通信講座といっても、10万円を大きく切るものから、20万円オーバーのものまでかなりの価格差があります。
高価格帯のスクールは、広告をたくさん出していたり、校舎施設の維持費も転嫁されてしまいますので、割高に感じるのも確かです。
ある面では、安心料にいくらお金を払うのかということでもあります。
もちろん、自習室を使いたい、たまには教室講義も聴きたいなどの場合は高価格帯一択となるでしょう。
通信講座を比較する際のポイントまとめ

以上、通信講座を比較する際に確認すべきポイントを見てきました。
どうしても価格に目がいくかと思いますが、資格試験は合格してなんぼです。
その意味では当然、教材との相性が一番大事なのはいうまでもありません。
しつこいようですが、自分の目と手を使って確認したときに「これならいけそう!」という感覚を持てるかどうかが肝ですから、その点のチェックはお忘れなく!
【参考記事】
社会保険労務士通信講座総合人気ランキングベスト5
当サイトからのお申し込みや資料請求が多い講座のランキングベスト5です。
あくまでも人気ランキングですから、実際に受講を申し込む前には、必ずテキストや講義動画をWEBサイトや資料請求で実際に自分の目で確認し、自分の学習スタイルや性格?に合った、納得できる通信講座を選んで下さい。
最終的にあなたにぴったりの通信講座を選ぶには、複数の通信講座のサンプル教材やサンプル講義をあなた自身の目で確認し、比較してみることが絶対に必要です。合格への戦いはすでにここから始まっています・・・!
1位 クレアール
【管理人からひとこと】
クレアールは東京・水道橋に校舎を構える、資格スクール界では知る人ぞ知る名門校です。
社労士講座を担当するのは、社労士受験界で広く名の知れた北村省吾講師です。
短期合格にこだわった独自のカリキュラムは長年社労士受験指導に携わってきた北村講師ならではのノウハウが詰まっています。
※クレアールの資料請求した方には先着で北村講師の「社労士試験最短最速非常識合格法」が無料でもらえます。この本を読むだけでも社労士受験の準備に大変役に立つはずです。
公式サイト | テキスト教材 | 講義教材 | 標準学習期間 |
クレアール | オリジナル教材 (2色刷り) | DVD・CD・WEB | 10カ月~ |
質問サポート体制 | 教育訓練給付制度対象講座 | オプション単科講座 | その他 |
メール・FAX | あり | あり | 著名な北村省吾講師 プロデュース |
【こんな方におすすめ】
できるだけ短期間で、また、最小の費用と労力で合格するために考えぬかれたカリキュラムには定評があります。
また、質問サポート対応が回数無制限、クオリティの高い独自のWEB学習システムなどの充実した講座内容を考えると、価格も極めてリーズナブルです。
リーズナブルに、かつレベルの高い講義で、真剣に短期合格を目指す方には自信を持っておすすめできる講座です。
なお、クレアールの公式サイトでは、おそらく日本一多くの数の社労士試験合格体験記を読むことができます。
合格者の勉強を沢山読んで、自分の学習スタイルに取り入れることは非常に効果的なので、是非チェックしてみて下さい。

2位 フォーサイト
【管理人からひとこと】
フォーサイトの通信講座は、ハイビジョン撮影の講義やフルカラーの独自テキストなど充実の講座内容にもかかわらず、基本のコースである基礎講座+過去問講座で10万円以下とお手頃価格です。
教材内容のクオリティを考えると、コストパフォーマンス抜群の講座と言えます。
公式サイト | テキスト教材 | 講義教材 | 標準学習期間 |
フォーサイト | オリジナル教材 (フルカラー) | DVD・WEB | 8ヶ月 |
質問サポート体制 | 教育訓練給付制度対象講座 | オプション単科講座 | その他 |
メール | あり | なし | eラーニング 「道場破り®」 |
【こんな方におすすめ】
比較的薄めの的を絞ったフルカラーテキストは初学者でも理解がし易く、初めて社労士受験にチャレンジする方でなるべくお手頃価格で講義教材のついた講座をお探しの方に特に最適です。

3位 STUDYing(スタディング)
【管理人からひとこと】
社会保険労務士を目指す方の多くが、忙しい仕事の合間をやりくりして勉強時間を捻出しているのが現実です。
STUDYing(スタディング)は、そのような学習時間の確保に苦労されている方向けに、通勤時間などのスキマ時間を徹底的に有効活用することにフォーカスした通信講座です。
スマホやタブレットなどのデジタルデバイスでの学習に特化することで、低価格を実現し若い世代を中心に人気です。
公式サイト | テキスト教材 | 講義教材 | 標準学習期間 |
STUDYing(スタディング) | オリジナル教材のWEBテキスト (フルカラー・PDFデータ) | WEB | 10ヶ月 |
質問サポート体制 | 教育訓練給付制度対象講座 | オプション単科講座 | その他 |
なし | なし | なし | 合格お祝い金制度あり(1万円) |
【こんな方におすすめ】
STUDYing(スタディング)の学習環境は全てオンライン上で完結します。
テキストもPDFデータでの提供となりますので、紙のテキストにこだわりのある方は要注意です。
また、低価格を追求した講座であるため、質問サポートなどもついていません。
したがって、主にタブレットなどで勉強することに抵抗が無く、教材さえあれば良いという方にお勧めの講座です。
→STUDYing(スタディング)の社会保険労務士講座公式サイト

4位 資格スクエア
【管理人からひとこと】
資格スクエアはITと脳科学を最大限利用した、新しい学習法を提唱している通信講座です。
試験合格に必要な問題演習、質問対応、必要最小限の時間に絞り込んだ講義のみで構成された無駄のない講座で、無理なく合格レベルの知識を身につけることを目指します。
ちなみにテキストは市販のものを自分で購入する形となります。
公式サイト | テキスト教材 | 講義教材 | 標準学習期間 |
資格スクエア | 市販のテキスト | WEBのみ | 8カ月 |
質問サポート体制 | 教育訓練給付制度対象講座 | オプション単科講座 | その他 |
WEB(回数無制限) | なし | なし | ※テキストは別途自分で購入する必要あり |
【こんな方におすすめ】
教材や学習カリキュラムは講座案内に「初めて法律の勉強をされる方・初めて社労士試験に挑戦される方対象」と明記されているので初学者向け講座となります。
オンライン講座+市販の紙テキストという組み合わせは他にはないパターンです。

5位 資格の大原
【管理人からひとこと】
資格の大原の社労士講座の教材は、大手ならではの高い分析力に裏付けされた、高い本試験的中率を誇ります。
また、特に受講生サポート制度は充実していて、実際の教室講義が聴講できたり、回数無制限で資格の大原の自習室の利用まで可能です。
全国に多くの教室を持つ、最大手のひとつの資格の大原ならではのメリットですね。
公式サイト | テキスト教材 | 講義教材 | 標準学習期間 |
資格の大原 | オリジナル (2色・白黒) | DVD・WEB・ CD・音声DL | 6カ月~ |
質問サポート体制 | 教育訓練給付制度対象講座 | オプション単科講座 | その他 |
メール・電話・ WEB・郵送 | あり | あり | 自習室利用が無制限 |
【こんな方におすすめ】
実績の豊富な大手の資格スクールで安心して学習を進めたい方におすすめです。
また、「通学講座も検討したが、通学時間の確保が難しく通信講座の受講に切り替えた。」という方には特におすすめです。

社会保険労務士の3大人気通信講座を比較する
ここでは、当サイトで人気の社労士通信講座である、 クレアール ・ フォーサイト ・ STUDYing(スタディング) を例として、通信講座選びに大切なポイントごとに比較をしていきたいと思います。
そして、この3つの通信講座は、
クレアール→格安オンライン通信講座と大手資格スクールの中間的価格帯の通信講座
フォーサイト →元祖格安のオンライン専門通信講座
STUDYing(スタディング)→デジタルデバイスによる学習に特化した通信講座
というように、異なった特徴を持つ通信講座であり、講座選びに際して基準となるような比較ができる良いサンプルでもあります。
人気の通信講座を教材で比較

テキスト | 動画講義教材 | |
クレアール | オリジナル教材 (2色刷り) | DVD(オプション)・WEB |
フォーサイト | オリジナル教材 (フルカラー) | DVD(標準)・WEB |
STUDYing(スタディング) | オリジナル教材 (PDFのみ提供・フルカラー) | WEBのみ |
テキストはクレアールが2色刷りなのに対して、フォーサイトはフルカラーを採用しています。
スタディングには紙のテキストは存在せず、タブレット等で閲覧する方式です。
動画講義に関しては各講座ともに、通信講座専用に作成された高品質の動画を配信しているので、実際にサンプルをチェックして講師との相性で決めるのが良いでしょう。
DVDについては、フォーサイトのみ標準装備で、クレアールはオプション、スタディングにはオプションでもDVDはつけられません。
人気の通信講座をeラーニングシステムで比較
eラーニングの内容 | |
クレアール | Vラーニングシステム ・講義視聴 ・WEBテスト |
フォーサイト | 道場破り® ・講義視聴 ・テキスト閲覧(PDF) ・WEBテスト ・スケジュール管理 ・質問メール ・アプリあり |
STUDYing(スタディング) | ・講義視聴 ・テキスト閲覧(PDF) ・問題集 ・スケジュール管理 ・暗記ツール ・横断学習機能 ・模擬試験 |
通信講座が社会保険労務士試験チャレンジの王道とも言える状況となったのは、なんといってもWEB学習システムの充実によるところが大きいでしょう。
各通信講座ともWEBでの動画講義視聴に加え、ネットを活用した学習システムを用意しています。
クレアールは講義視聴プラスWEBテストというオーソドックスなeラーニングシステムの提供です。
フォーサイトでは、WEBテストに加えテキスト閲覧、単語帳、スケジュール管理などをオールインワンのシステムで提供しています。
アプリでも使えるのでスマホ学習もばっちりです。
スタディングについては、そもそもオンライン上のeラーニングのみで学習が完結できるように設計されているため、インプット学習からアウトプットまで、全ての学習をひとつのシステム上で学習を進めることができます。
人気の通信講座を質問サポートで比較
質問サポート | |
クレアール | メール・FAX (回数無制限) |
フォーサイト | メール (回数制限あり) |
STUDYing(スタディング) | 質問サポートなし |
独学と通信講座を分けるもののひとつが、質問サポートです。
学習の過程でどうしても自分でだけでは理解できなかったり、調べ切れなかったりすることを講師に質問できるのは安心感がありますし、学習の時短にもつながります。
注目点は、クレアールのみ回数が無制限で、フォーサイトは回数制限があることです。
この点はクレアールが一歩リードです。
なお、スタディングでは質問サポート自体を行っていないので、価格が価格だけにこの点は割り切りが必要です。
人気の通信講座を価格・費用で比較
さまざまな通信講座の内容を踏まえ、最後に確認すべきが価格が妥当なものかどうかです。
まずは、ざっくりとした各通信講座の価格帯を下図でご確認下さい。
主な社会保険労務士通信講座の主要価格帯の比較図
基本となるコースのおおよその価格帯はこのようなります。
そして各通信講座とも、「早割」や「再受講割引」を始めとして、いろいろな割引制度があるので、自分が適用を受けられる割引制度を確認したうえで、まず現在の価格を確認します。
ただし、最終的にかかる「本当の費用」を知るにはこれら割引後の価格を比較するだけでは足りません。
最終費用を確認するには、以下のポイントを確認することも欠かせません。
- 延長受講制度
- 合格お祝い金
- 教育訓練給付
重要比較ポイント「延長受講制度」
年に一度しかない社会保険労務士試験では、一発合格するか複数年受験になるかで最終的なコストは大きく変わります。
このときに大事なのが、延長受講制度です。
もちろん一発で受かるのベストですが、やはり延長受講制度の有無で、金銭面の安心感がかなり変わってきます。
クレアールには「セーフティコース」というコース設定があり、わずかな追加料金で翌年度も継続して受講が可能です。
また、このセーフティコースの受講者の初年度の社会保険労務士受験料をクレアールが負担してくれるというオマケもあります。
スタディングにはこのような制度はありませんが、例年「更新版」という形で、最新の内容の講座を割安な価格で提供しています。
フォーサイトでは延長受講制度のようなものはありません。
合格お祝い金も比較しよう
通信講座の中には合格後に合格体験記等の提出をすることで、お祝い金を支給してくれる講座もあります。
人気の3講座の中では、スタディングが1万円、フォーサイトは「amazonギフトコード最大2000円分」というちょっと控えめな合格祝いを設定しています。
合格祝い金が多い通信講座としては受講料の最大半額がキャッシュバックされるエルエーが有名です。
使える人は使いましょう、教育訓練給付金
最後に、使える方は限られますが、雇用保険の教育訓練給付金も受講費用を抑えるための大きな味方です。
教育訓練給付金とは、受講開始日(教材発送日)に、雇用保険の一般被保険者であった期間が、通算3年以上(ただし、初回の利用に限り1年以上)ある方が対象となり、最大で実際に支払った学費の20%(ただし、10万円が限度)が支給される制度です。
また、この教育訓練給付金はどんな講座でも適用できるわけではなく、あらかじめ厚生労働省の指定を受ける必要があり、指定を受けていること自体が講座のレベルを一定程度保証してくれいるという側面もあります。
なお、クレアール、フォーサイトには教育訓練給付金が使えるコースが用意されていますが、スタディングは対象外です。
まとめ
ここまで、通信講座選びの3大要素ともいえる「教材」、「eラーニング」、「質問サポート」に加えそれぞれの講座の価格帯や費用についても見てきました。
当サイトはこの3講座以外にもさまざまな通信講座をご紹介しています。
自分に必要な教材やサポートをしっかりと見極めて、通信講座選びの参考にしてみて下さい。
社会保険労務士試験の概要

試験概要
試験は全てマークシート方式で行われます。
大きく分けて「労働保険」と「社会保険」の2つの分野より出題があり、選択式(文章中の5つの空欄の正解を、選択肢の中から選んで埋める方式)と択一式(5つの選択肢の中から正解を選ぶ)の2方式で問われます。
選択式、択一式それぞれの総得点に合格基準点(最低必要得点)があるほか、科目別にも合格基準点があり、両方満たすことで合格となります。
科目別の最低点を満たす必要のある、いわゆる「足切り」のある試験制度であるため、全科目満遍なく得点することが求められます。
受験資格
- 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学、短期大学若しくは高等専門学校(5年制)を卒業した者(専攻の学部学科は問わない)
- 上記の大学(短期大学を除く)において学土の学位を得るのに必要な一般教養科目の学習を終わった者
- 上記の大学(短期大学を除く)において62単位以上を修得した者(卒業認定単位以外の単位を除く)
- 労働組合の職員又は法人等若しくは事業を営む個人の従業者として労働社会保険諸法令に関する事務に従事した期間が通算して3年以上になる者
- 行政書士となる資格を有する者 等
試験科目と出題数
選択式と択一式の2方式があります。
選択式 (8問・40点満点 試験時間80分)
科目 | 問題数 | 配点 |
---|---|---|
労働基準法及び労働安全衛生法 | 1問 | 5点 |
労働者災害補償保険法 | 1問 | 5点 |
労務管理その他の労働に関する一般常識 | 1問 | 5点 |
社会保険に関する一般常識 | 1問 | 5点 |
健康保険法 | 1問 | 5点 |
厚生年金保険法 | 1問 | 5点 |
国民年金法 | 1問 | 5点 |
合計 | 8問 | 40点 |
択一式(70問・70点満点 試験時間210分)
科目 | 問題数 | 配点 |
---|---|---|
労働基準法および労働安全衛生法 | 10問 | 10点 |
労働者災害補償保険法および徴収法 | 10問 | 10点 |
雇用保険法および徴収法 | 10問 | 10点 |
労働一般および社会一般 | 10問 | 10点 |
健康保険法 | 10問 | 10点 |
厚生年金保険法 | 10問 | 10点 |
国民年金法 | 10問 | 10点 |
計 | 70問 | 70点 |
合格基準
選択式試験及び択一式試験のそれぞれの総得点と、それぞれの科目ごとに定める。
各成績のいずれかが合格基準点に達しない場合は不合格となる
(合格基準点は、合格発表日に公表されます。)
【令和2年度の合格基準】
- 選択式試験は、総得点25点以上かつ各科目3点以上(ただし、労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識、健康保険法については2点以上)である者
- 択一式試験は、総得点44点以上かつ各科目4点以上である者
※上記合格基準は、試験の難易度に差が生じたことから、昨年度試験の合格基準を補正したものである。
試験日程
受験申し込み期間
例年4月中旬~5月末
試験日
例年8月の第4日曜日
合格発表
例年11月上旬
受験料
9,000円