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体調管理が最優先事項
社労士試験が行われるのは真夏の最中の8月最終週です。
1週間前ともなれば、試験当日に向けたコンディション管理こそ優先されるべき事柄です。
働きながら受験する方が多い試験ですから、お休みや仕事量の管理も重要です。
そのためには、ある程度前から上司や同僚に社労士試験受験のことを伝えておいて協力を仰げる状況を作り上げておくことも必要でしょう。
このあたりは、社会人としての交渉力が問われますが、こんなことも合否を分けるひとつの要素です。
1週間前には試験の最終シュミレーション
できることなら、1週間前の日曜日には、試験当日と同じ時間帯で過去問を解いてみましょう。
目的は本試験時の時間管理の最終確認ですから、新しい過去問ではなく、何度か解いたことのあるものを使用してください。
なお、この本試験の時間管理は1カ月~3カ月前に模擬試験を受けておくことで、あらかじめ準備が整っていることが前提です。
1週間前はあくまでも最終確認の位置づけです。
テキスト全体を総復習
勉強そのものは、テキスト全体の総復習を1回転はしておきたいところです。
できれば、平日お仕事で土日がお休みであれば、平日のスキマ時間で1回転、前日の土曜日にざっと1回転といったところでしょうか。
細かい論点にはとらわれず、とにかくテキスト全体をざっと見ておくだけでも、それまで何回も読んだテキストであれば頭に残るものです。
社労士試験は足切りの存在ゆえに、いかに弱点を作らないかが勝負ですから、最後まで全体の復習にこだわりたいところです。
前日は寝れないものと思え
いかに普段通り過ごそうと思っても、やはり人間です。年に1回しかない試験の前日に緊張しない人はいません。
管理人もそうでしたが、睡眠不足で当日を迎える方も多くいます。
前日の土曜日は、試験当日に起きる時間と同じ時間に起床し、テキストを2~3時間でざっと眺めたら後は、夜なるべく眠れるように運動などをするのもいいかもしれません。
それでも眠れなかったら・・・大丈夫、みんなも睡眠不足だからハンデにはなりません(笑)
それと、試験当日の持ち物のチェックも忘れずに。
ちなみに冷房が効き過ぎている会場もありますので、冷房対策の羽織りなどをもっていくのがおすすめです。
試験当日は休憩時間の使い方もポイント
社労士試験は午前中に選択式試験80分、お昼の休憩をはさんで択一式210分のスケジュールです。
選択式は問題数が少ない上に、足切りの恐怖があるので、どうしてもお昼の休憩に答え合わせをしがちです。
気持ちは分かりますが、真剣に合格を目指すのであれば、やはりこれは百害あって一利無しです。
しょせん合格ラインは合格発表日まで分からないのですから、休憩時間はしっかり休憩するべきです。
この休憩時間の過ごし方で択一式210分の集中力が変わってきます。
きっと前日よく眠れなくて睡眠不足でしょうから、午後のためにも軽めの昼食を取ったら10分~15分程度机につっぷして昼寝をしまょう。
なんなら、最近はそういう昼寝スタイルのためのまくらもいろいろ発売されてますから投資と思って購入してもいいくらいです(笑)
理想的な準備ができる状況を整えるのも戦いのうちです
それぞれのお仕事や生活の状況しだいで、
「こんなに理想的な準備をする時間なんかない」
ということも多いかと思います。
しかし、社労士試験は他の受験生との競争試験です。
なるべく理想に近い準備をする努力も、勉強そのものに対する努力と同じくらい重要なことなのです。