社労士試験に受かりやすいタイプ、受かりにくいタイプ

※【景品表示法に基づく表記】この記事にはアフィリエイト広告を含んでおります。
社労士試験に受かりやすいタイプ、受かりにくいタイプ

どんなタイプの人が社労士試験に受かりやすいのか

数ある国家資格の中でも、人気の社会保険労務士試験ですが、いったいどんな人に向いている試験なのでしょうか。

まず欠かせない資質としては、コツコツと勉強を積み重ねることができるタイプであるということです。

社労士試験の特徴は数ある国家資格の中でも、暗記力が試される試験です。

思考力や計算力が問われる問題はほとんど出題されず、

「知っているか知らないか」

で全てが決まる問題がほとんどを占めるため、どんなに地頭の良い人でも膨大な知識の暗記なくしては正答することはできません。

合格ラインに達するためには一般的には最低でも半年以上は、無味乾燥な条文や数字を頭に刷り込ませるための勉強を継続する必要があります。

しかしコツコツと勉強を重ねていけば、誰であれいつかは合格ラインに達することのできる試験とも言えます。

逆にどんなに頭が切れて、会社でもディベートでは負け無し、プレゼンも大得意(笑)という方でも長期間の暗記中心の勉強に耐えられない方や、計画性の無い方には向いていない試験です。

社会人経験がある方が取り組みやすい試験

別の観点としては、どんな経験であれ社会人経験のある方の方が有利な試験であるともいえます。

労働基準法や雇用保険法などは、どんな会社で働いていたとしてもある程度は身近に感じられるトピックでしょう。

自分の働いてる会社の状況や、自分自身の経験から実際にその法律が関係してる場面をリアルに想定できることは、学習を進めていく上では思いの他アドバンテージになります。

逆に、会社勤めの経験の無い学生さんなどには全てが「想像上の事例」となってしまい取り組みずらい試験であることは否めません。

その上で短期合格を目指すには

勉強を継続すればいつかは合格できる試験とはいえ、実際には半年程度の勉強期間で一発合格を勝ち取る方もいれば3年、4年の受験生活を経てやっと合格を勝ち取る人もいます。

それではその差はいったいどこから生まれてくるのでしょうか。

ひとつには勉強スタイルの差です。

当たり前の話ではありますが、結論から言えば、独学に近いスタイルを取っている方ほど合格に要する時間は長くなり、資格スクールの講座などをうまく活用できている方ほど短期合格する傾向があります。

暗記中心の試験内容だからこそ、独学スタイルでいきなりテキストの読み込みを始めて内容の理解に四苦八苦するか、資格スクールの視聴覚講義等のサポートがある中でテキストを理解していくのでは、時間あたりの学習効率が全く変わってきます。

もうひとつの大きな要因は、試験前にまとまった勉強時間の確保ができるか否かです。

短期合格している人は前記の勉強スタイルのいかんによらず、試験の前の数カ月は空き時間の全てを社労士試験の勉強に費やす姿勢で取りくんでいます。

例えば、1年前に覚えた数字と1週間前に覚えた数字では後者の方が強く記憶に残っていることは自明の話です。

これは、学習効率という観点でいえば、「1年前の1時間の勉強」と「1週間前の1時間の勉強」では後者の方が価値がずっと高いということを意味します。

したがって同じ年間1000時間程度の勉強でも「毎日3時間」よりも、「最初の半年は毎日2時間、後の半年は毎日3時間半」といったような試験前に近い時期に集中的に勉強時間を確保するやり方が効率的になってきます。

また、社労試験の場合、法改正があったり、その年の厚生労働白書が出題範囲になったりと、最新の知識しか役に立たない出題が一定数あるため、複数年度に渡り受験をする場合にはその部分の知識は無駄になってしまうため、受験年数が多くなればなるほど無駄な勉強時間が発生してしまうことになります。

社労士試験に向いているタイプとは?まとめ

このように社会保険労務士試験は、継続的な学習を厭わなければどんな人でも合格に達することができ、社会人経験も活かせる資格です。

その上で、勉強時間が確保できる環境を整え、教材や講義の受講などにもしっかりと投資をすれば一発で合格することも夢ではありません。

このサイトの別の記事にもたくさんの勉強法のコツや、資格スクールのご紹介などもしていますので、参考にして下さいね!