社会保険労務士試験は独学で合格できる?

社会保険労務士試験独学社会保険労務士は独学で合格できるかと言えば答えは「YES」です。

僕自身も市販の教材を使用して、独学で合格しましたし、他に多くの方も独学で合格しています。

ただし、これは独学でも合格する可能性はあるという話であって、後述するようにデメリットが大きいのでおすすめの方法とは言えません。

正直言って、自分自身は独学で合格したものの、今振り返ると非常にリスキーかつ非効率だったなやり方だったという反省があります。

社会保険労務士試験の勉強法は大きく3つ方法があります。

  1. 市販の教材による独学
  2. 受験予備校の通信講座を使っての学習
  3. 受験予備校へ通学しての学習

ここではそれぞれのメリットデメリットを比較検討してみます。

独学のメリットデメリット

独学のメリット、受験予備校に通うのに比べて費用がかからないことです。

基本的にはテキストと問題集・過去問くらいの費用で済むので場合によっては2~3万円で済む場合もあるかもしれません。

とはいえこれは本当に最低限の金額になります。

僕の場合も最初は全てを一冊に詰め込んだ大手受験予備校の分厚いテキストと過去問題集のみで勉強をスタートしましたが、結局あまりに無味乾燥な条文の羅列にやられて途中で煮詰まってしましいました。

もっとかみ砕いて説明してくれる本は無いかと本屋へ行き、出会ったのが「真島式 社労士試験入門講座」です。

キャッチコピーの「もう専門学校の入門講座はいらない」の名の通り、それまでの分厚いテキストとは大違いで目から鱗の分かりやすさでした。

その後、社会保険労務士試験で最も難しいとされている年金科目のテキストも購入しました。

また、試験直前には白書対策の講座の録音CDを購入したり、(これは僕が直前まで白書の勉強をしていなかったため、勉強時間が確保できずに通勤時間で耳学習するしかなかったらです・・・汗)大手受験予備校での通信の模擬試験を受けたりもしました。

なので、結局7~8万円くらいはかかったように思います。

僕の例のように独学の場合、

  • 講義教材なしの勉強なので、テキストの理解に非常に時間がかかる
  • 学習スケジュールがいきあたりばったりになる
  • 質問できる相手もいないので、途中で勉強法や教材選びに迷ってしまう

といったところがデメリットとしてあげられます。

とはいえどうしても独学でいきたい方もいるでしょうから、その場合は事前の情報収集をしっかりすることと、自分にあったテキスト選びがポイントになると思います。

なお、独学は費用がかからないといっても、学習の効率は通信講座など比べるとどうしても悪くなるため、その分多くの勉強時間が必要になりますから、その点も考慮に入れて「コストパフォーマンス」を考える必要があるかと思います。

※参考記事

→社労士受験で独学は本当に安くつく!?

通信講座のメリットデメリット

通信講座のメリットは独学のように教材選びに迷うことはなく、なおかつ、自分のペースで勉強をすすめられることです。

講座のカリキュラムに沿って学習を進めれば良いので、スケジュールや学習の進捗管理もおまかせでOKです。

また、独学とは違いメールなどでの質問にも答えてくれますでので、

「通学は無理だけど、情報収集や自分で勉強の計画をするのには不安がある」

という方にはおすすめの方法になります。

デメリットは独学と比べると費用がかかる・・・と言いたいところですが、実際に調べてみれば、費用的にも独学と同じくらいか、下手をすると独学であれこれ教材選びをするよりも安い費用で受講できるところもあります。

実は後日、中小企業診断士試験を受けた時に受験予備校の通信講座を使い、そのノウハウに驚いたという経験もあり、もし自分がもう一度、社会保険労務士試験を受けるとしたら、間違いなく通信講座を選びます。

なお、最近の通信講座ではWEBやスマートフォンを活用した効率的な学習スタイルが非常に進化しているため、そのことも通信講座での学習のアドバンテージを大きくしています。

※参考記事

→社会保険労務士試験ではスマホ活用が合格の鍵!?

通学講座のメリットデメリット

通学講座のメリットはなんといっても生の講座を受けることができ、その場で質問することもできるので、通学する時間さえ確保できれば学習効率が一番いいのは間違いありません。

また、一緒に勉強する仲間がいるので、人によっては試験に受かって開業した後まで続くような人間関係を築けているケースも見かけます。

デメリットはそれなりの費用と通学のための時間がかかることですが、これも

「これだけ費用と時間をかけたんだから絶対受かってやる!」

とモチベーションに転換できればメリットにもなるかも・・・?

最終的には自分のライフスタイル次第

どのような勉強法を選択するかは、結局のところその人の置かれた状況次第です。

仕事があまりに忙しければ通学講座は最初から選択肢からはずれますし、もちろんかけられる費用も人それぞれです。

また、家で一人もくもくと勉強を続けられるタイプなのか、どうしても家では集中できないタイプなのかなどその人の性格によっても答えは違います。

社会保険労務士試験に受かるための勉強時間は1000時間が相場と言われています。

(時給1000円のアルバイト でも100万円・・・!)

これだけの時間をつぎ込むんですから、勉強法選びはよく考えて行いたいところです。