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多くの社会保険労務士試験の通信講座から自分に合ったものを選ぶためのポイントは?
現在、受験者数の増加を背景に、社会保険労務士試験の通信講座は多数あります。
その中から自分に合った通信講座を選ぶのは意外と難しいものです。
どの受験予備校のホームページなどを見ても、当然
「うちが一番!」
と思ってアピールしていますので、漫然と眺めていても選ぶ方としては迷ってしまうばかりです。
そこで、必要なのが、何を基準として講座を比較するのかをあらかじめ決めておくことです。
比較すべきポイント
管理人が考える、社会保険労務士試験の通信講座における比較すべきポイントは以下の通りです。
- テキスト教材
- 講義教材
- 受講期間や標準学習期間
- 受講生サポート体制
- 価格
- 実績
テキスト教材
どのような、テキストが使用されているかは、必ず資料請求をしてサンプルを自分の目で確かめてみることをおすすめします。
テキストの分量も網羅的な厚めのものなのか、的を絞った薄めのものなのかにかなりの違いがありますし、フルカラーや2色刷りか、白黒か、また図表は多用されているかなどによって単純な「見やすさ」もいろいろです。
いずれにせよ、自分が実際に手に取って「読みやすい、理解しやすい」と思えることが大切です。
講義教材
ここでいう講義教材とはインターネットやDVDで提供される講義の映像や音声による教材のことです。
この講義教材も資料請求することでサンプルDVDが送られてきたり、ホームページ上でサンプル講義を視聴できるところもあります。
講義教材についてもやはり、自分の目と耳で確認することが重要です。
ある意味では独学との通信講座の最大の違いはこの講義教材の有無だと思います。
通信講座によって、通学講座を録画したものか、通信専用の講座を録画したものかの違いや、音声のみのダウンロードの有無などの違いがあります。(※管理人的には音声のダウンロードは、移動中などの時間に効率良く講義の復習ができるので、かなりおすすめです。)
また、スマホやタブレットでの視聴ができればやはりスキマ時間の有効活用につながります。
受講期間や標準学習期間
試験のどれくらい前から試験勉強をスタートするかは人それぞれですが、試験日に近づくほど、用意されている通信専用のカリキュラム通りにはこなせない場合もあります。
初めての受験の場合、標準的には1年程度の学習期間の設定が多いと思いますが、翌年の試験に向けて1年半前くらいから受講することもできるところもあります。
このコース設定については大手の受験予備校ほど様々なものが用意されている傾向にあります。
受講生サポート体制
受講生サポート体制の中で、一番確認しておきたいのは
「質問への対応方法や回数制限」
です、独学には無い通学講座の大きなメリットのひとつです。
講座によって、
- メールとFAX
- メールと電話
- メールと質問票に加え専用のホームページによる質問システム
などいろいろケースがありますし、また、質問回数も制限付きところと無制限のところに分かれます。
実績
運営年数や合格率などの実績は、ホームページ上で確認できる場合もありますが、公表していないところもあります。
大手の受験予備校であれば受講者数と合格者数が明示されていてやはり安心感はあります。
しかし、管理人としてはこの点はあくまでも
「テキストや講義教材が自分に合っているか」
といった点に比べれば重要度は低いと思います。
合格率といってもあくまでも過去の他人の話・・・自分とその講座内容の相性の方が大切ではないでしょうか。
なお、本サイトでご紹介している通信講座は管理人が実際に資料請求し、内容を確認した上でで実績やテキスト・講義資料ともに安心できる講座のみを紹介しています。
価格
最後にチェックするのが、価格です。
当然、教材内容やサポート体制によって大きく幅があり、安いところで10万円を切るものから、20万円を超えるものまで様々です。
しかし、ここでもやはり優先したいのは
「その講座が自分に合っているかどうか」
価格のみを優先して判断して効果的な学習ができずに不合格となれば・・・・結局は費用的にも損をしてしまいます。
なお、注意点としては再受講割引、学生割引、合格祝賀金などの各種割引制度があるところも多いので、その割引制度を使った上で価格比較をしてください。
また、条件に合えば雇用保険の教育訓練給付制度が使えるものも多くありますので、該当する可能性があれば必ず確認して下さい。
社会保険労務士試験通信講座の選び方まとめ
以上、社会保険労務士試験の通信講座を選ぶ上での比較ポイントを見てきました。
管理人としてはやはり最重要ポイントは
「複数の通信講座のテキスト教材と講義教材を取り寄せて、自分の目と耳で比較して確認すること」
だと思っています。
決して短くない、社会保険労務士試験の受験勉強です。
この記事を参考に、納得のいく通信講座を選んでがんばって下さい。